バルガス・リョサの日本での本の紹介

こちらのブログにまとめてみました。

バルガス・リョサと中南米文学

ラテンアメリカ文学−ポスト・ブームを越えて

 リョサ、マルケス、コルタサルから、ボラーニョに至る文学の奇跡
東京大学広報誌『淡青』No.252011年10月

www.u-tokyo.ac.jp/gen03/pdf/tansei25.pdf#page=55

久しぶりにリョサの文字を見かけました。

書評

アンデスのリトゥーマ/バルガス=リョサ - Cafebleu Diary

天満放浪記:ケルト人の夢

リョサ来日 2011年6月20日

バルガス・リョサ氏 来日、会見 「原発が苦しみの源に」

河北新報 ノーベル賞作家が来日、会見 「原発が苦しみの源に」

昨年のノーベル文学賞を受賞したペルー出身の作家マリオ・バルガス・リョサ氏(75)が講演などのため20日に来日し、都内で記者会見した。福島第1原発の事故について「用心したとしても、原発を恐ろしい苦しみの源に変えてしまう自然界の出来事が起こり得ることを示した」と述べ、原発に対する姿勢を改めるべきだと指摘した。  同氏は「私はこの事故が起きるまで、完全に安全な原発が建設できると考えていたが、考えを変えた」と打ち明け、原発がエネルギーを得るための経済的で安全な手段だとの考えを見直すべきだと訴えた。


【3.11 文明を問う】 第4回「近代化の功罪」2010年ノーベル文学賞作家マリオ・バルガス・リョサ氏 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)

「時代に立ち向かう」はリョサ氏の小説家としての一貫した姿勢だ。少年時代の暴力的な父、通った軍人養成学校での不条理、ペルーの独裁と貧困、それに対する言論の自由をめぐる戦いが背景にある。来日は4回目。放射能汚染を恐れて外国人の訪日中止が続く中、予定通り夫妻で来日し、ファンを喜ばせた。



●日本は復興後、どんな国になるだろう。

「世界は苦難に立ち向かう日本から学ぼうとしている。限られた面積と資源で日本は大国となった。信仰心、宗教を忘れず、文化、精神の力もあり、伝統文化の保持に成功した。日本は文化を絶対に失ってほしくない」

「これからは文学や美術や音楽など、人間の在り方を示すものが役割を果たす。『飢餓に対する戦い』で世界の模範だった日本は、物質主義ではない市民文明をつくる今後の戦いでも模範となってほしい」

リョサがウィキリークスについて語る

「最も民主主義の進んだ国家が最も脆弱」な一方で、「(開放性の無い体制を敷く)独裁国家が安泰である」という事実は「逆説的だ」とも付け加えた。

ウィキリークスについて「過度の透明性には危険も」、ノーベル文学賞のバルガス・リョサ氏

2010年度ノーベル文学賞をペルーのバルガス・リョサが受賞

優れた文学は、将来自由に生きるための礎(いしずえ)となる。権力に簡単に躍らされない市民を作り出すからだ。良い文学ほど社会における批判的精神を目覚めさせるものはない。だからこそ、独裁者は検閲をするのだ。
(2010年プリンストン大学の講義でのバルガス・リョサの言葉)

このホームページについて

・さすが翻訳の国・日本では多くのバルガス・リョサの著作が発行されていますが、絶版も多いようです。
生命感ほとばしる彼の作品をこの機会に見直してみたいと思います。

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